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役の覚え方 ── まず狙う基本の5役

2026.07.03

麻雀の役は数十種類。でも最初に覚えるのは5つで十分。まず狙う基本の役と、その組み合わせ方をやさしく整理する。

麻雀を始めて最初につまずくのが「役(やく)」です。和了る(あがる)ためには基本的に役が1つ以上必要で、しかも役は数十種類もある——そう聞くと、覚える前に心が折れそうになります。

でも安心してください。実戦で使う役は、最初は5つ覚えれば十分です。まずはこの5つを狙えるようになるだけで、麻雀はぐっと打てるようになります。今日はその「基本の5役」と、覚え方のコツを整理します。

まず狙う基本の5役

1. リーチ(立直)

門前(メンゼン=鳴いていない状態)でテンパイ(あと1枚で和了)したら、「リーチ」と宣言できます。宣言するだけで成立する、いちばんシンプルで強い役です。初心者の主役はまずこれ。テンパイしたら基本はリーチ、と覚えてOKです。

2. タンヤオ(断么九)

2〜8の数牌(かずはい)だけで手を作る役です。1・9の牌や字牌(東南西北・白發中)を使わない、というだけ。使いやすく作りやすいので、リーチと並ぶ主力になります。ルールによっては鳴いても成立します(いわゆる「喰いタン」)。

3. 役牌(やくはい)

三元牌(白・發・中)、その場の風(場風)、自分の風(自風)——これらを3枚そろえる(刻子=コーツにする)と役になります。鳴いても成立するのが大きな利点で、スピード重視の局面で頼りになります。

4. ツモ(門前清自摸和)

門前の状態で、自分でツモって和了ると付く役です。リーチをかけていれば、ツモ和了のときに自然と重なります。「門前でツモ=もう1役」と覚えておきましょう。

5. 平和(ピンフ)

面前で、すべて順子(シュンツ=連続した3枚)で手を作り、待ちは両面(リャンメン)、雀頭(アタマ)は役牌以外——という条件のきれいな手です。少し条件が多いですが、リーチ・タンヤオと重なりやすく、覚えると打点が伸びます。

覚え方のコツ ── 「鳴ける役」と「門前の役」で分ける

5つを丸暗記するより、2つのグループで捉えると頭に入ります。

  • 鳴いてもいい役:タンヤオ・役牌。スピードが欲しいときは、この2つを狙って鳴いていく。
  • 門前で強くなる役:リーチ・ツモ・平和。鳴かずに手を育てると、これらが重なって打点(点数)が伸びる。

つまり「早くあがりたいならタンヤオ・役牌」「じっくり高い手ならリーチ・ツモ・平和」。この二択で考えると、何を狙うか迷いにくくなります。

気をつけたい「役なし」

麻雀の落とし穴が、形は完成しているのに**役が1つもない「役なし」**の状態です。これはそのままでは和了れません。とくに、鳴いてしまうとリーチ・ツモ・平和が消えるため、「鳴いた結果、狙える役が無くなっていた」というのが初心者にありがちなミスです。

対策はシンプルで、鳴くときは「鳴いても残る役(タンヤオか役牌)があるか」を必ず確認すること。これだけで役なしはぐっと減ります。

まずは5役で戦える

役は全部覚えようとしなくて大丈夫。リーチ・タンヤオ・役牌・ツモ・平和——この5つを狙えるようになれば、対局は十分に成立しますし、勝ちも見えてきます。慣れてきたら、そこに三色同順や一盃口といった役を少しずつ足していけばいいのです。

まずは一局、この5役を意識して打ってみてください。「今日はタンヤオでいこう」「門前で伸ばしてリーチだ」——狙いが決まると、麻雀は一気に面白くなります。

▶ 何から覚えればいいか迷ったら、麻雀の始め方 完全ガイドが全体の地図になります。

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